アレルギーその1 金属アレルギー4

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アレルギーその1 金属アレルギー4
アトピー性皮膚炎や金属アレルギーについて考える!
アレルギーにはどんな対策や治療がいいの?

金属と汗の関係を調べるため、ネックレスや時計のベルトなどを手に握って汗をかくとどうなるか実験しました。

特殊な装置で汗の成分を調べると、ニッケルという金属が検出されました。これは、汗の塩分や弱酸性の性質などによって溶け出したものと考えられます。実は、溶け出した金属は、イオンと呼ばれるとても小さな粒になり、肌にしみ込むのです。
でも、「金属アレルギー体質」になるきっかけが汗だとすると、ほとんどの人が金属アレルギーになってしまいます。実は、汗以外のあるものが加わらないと「金属アレルギー体質」にならないのです。
「金属アレルギー体質」になるきっかけは、汗以外に、もう一つの要因が加わったときでした。
その正体とは…、「菌」でした。
私たちの体の表面には、皮膚の常在菌など何らかの菌がいます。その菌が金属と一緒に体内に入ると、体の警備係である白血球が菌と戦いを始めます。そうして活性化した白血球は、たまたま一緒に入ってきた金属も敵とみなし、攻撃を始めてしまいます。
これがいわばスイッチの入った瞬間。それ以降は、「金属だけ」が入ってきた場合でも、白血球は攻撃をしかけ、炎症物質をまき散らして皮膚をただれさせてしまうのです。これが「金属アレルギー体質」の正体でした。
菌が入りやすいのは、肌をひっかいてしまうとき。とくに金属をつけて汗をかいている場所をぽりぽりひっかいて傷ができると、そこから菌が侵入し「金属アレルギー体質」になるリスクが高まってしまうのです。

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