アレルギーは厄介な病気!

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「原因物質→マクロファージ→T細胞→B細胞→抗体→肥満細胞→ヒスタミン→知覚神経→鼻水、くしゃみ」と言う流れは、一連の花粉症にかかるアレルギー反応の流れのひとつです。この花粉症のアレルギー反応の流れの中で、「鼻水、くしゃみ」がでるのは、いずれも体を原因物質から守ろうとする正常な防衛反応ではありますが、あくまでもそれは「見かけの症状」でしかありません。本当に問題にすべきアレルギーの症状は、アレルゲン侵入箇所などへの厄介な炎症です。炎症の原因
アレルギーにおける炎症とは、分泌されたヒスタミンなどの刺激により、アレルゲン侵入箇所などの毛細血管が広がり、血流が加速、その箇所に血液が集中するために、その箇所に腫れ・発熱・痛みが発症したものです。
しかし、発熱などの炎症は、自然治癒される過程においてとても大事な症状です。ウィルスなどの抗原は総じて熱にとても弱いからです。風邪で高熱が出るのもそういった理由によるものです。

炎症の防御
炎症とは、防御反応のひとつで、体の中に起こった異常を元どおりにしようとする自然治
癒の正常な反応です。この自然治癒の過程を見ますと、炎症の発症により傷ついた箇所では、血管内から顆粒球のひとつである好中球やマクロファージなどの白血球が集まり、侵入異物を退治し、傷ついた組織を元通りに修復します。この過程で炎症箇所において活性化されたマクロファ-ジは、サイトカインなどを分泌します。分泌されたサイトカインは、炎症の促進・制御にきわめて重要な役割を果たします。

以上のように、炎症とは、傷ついた組織を修復するために起こる生体の正常な自然治癒反応です。
しかしアレルギー症状のひとつである花粉症では、炎症の原因の真犯人をいまだ特定できず、炎症を正常に防御できず、炎症箇所がなかなか自然治癒されない」と言う厄介な問題を抱えています。

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